遺言書を公正証書で作ろうとする場合、当然、公証役場へ行かなくてはなりません（1日2万円、4時間1万円の日当と旅費＝実費。それから手数料が1.5倍で出張もしてくれますけど）が、ただ行ってお金を払えば出来上がるという訳ではなく、そのための資料等を準備しておかなければなりません。
　　以下、公正証書遺言書を作る際に、予め準備しておかなければならない資料等を載せておきます。
　
　①遺言者本人の確認資料として
　　１）運転免許証と認印
　　２）パスポートと認印
　　３）住民基本台帳カード（顔写真つき）と認印
　　４）印鑑証明書と実印
　　以上、四つの内のいずれか一つ。
　②遺言書の原案
　③遺言者本人の印鑑証明書
　④遺言者と相続人との続柄の分かる戸籍謄本
　⑤財産を相続人以外の人に遺贈する場合には、その人の住民票。
　⑥遺産に不動産が含まれる場合には、登記簿謄本及び固定資産の評価証明書等。

　といったところです。
（より詳しい情報が欲しい方は、日本公証人連合会のホームページで『公正証書作成のため準備する資料など』の項目を見てください）